【新製品情報】ASM Hydrasynth~Sneak Preview~
Ashun Sound Machines(ASM)をご存知ですか?
既に一部で話題になっている、2019年に誕生した香港発の新進気鋭のブランドです。
ついに予約開始になりました!!!
スタッフの間でもかなり好評で、直感的に使い易く、尚且つこの価格でこの音質とクオリティという驚きの内容になっています!!!
HydraSynth Keyboard【予約商品・12月10日以降出荷予定】¥169,900(税込)
https://www.ikebe-gakki.com/ec/pro/disp/1/653166
HydraSynth Desktop【予約商品・12月10日以降出荷予定】¥99,900(税込)
https://www.ikebe-gakki.com/ec/pro/disp/1/653172
「Hydrasynth」の概要、まずは動画でご覧ください:
面白そうなシンセですよね!
ざっくり概要を見てみると・・・
- 8ボイスポリフォニックデジタルウェーブモーフィングシンセサイザー
- POLYTOUCH™ ポリフォニックアフタータッチ対応の49鍵セミウェイテッドキーボード(Hydrasynth Keyboard)
- スケールモード搭載の24 x ベロシティ&アフタータッチ対応センシティブパッド(Hydrasynth Desktop)
- 多機能リボンコントローラー(モジュレーション、ピッチベンド、テルミンモード)
- 3 x オシレーター(1ボイス毎)、4 x ウェーブミューテイター(トータル)
- ポリフォニック、モノフォニック、ユニゾンを含む3種類のボイスモード
- 1 x マルチモードフィルター、1 x バリアブルLP-BP-HPフィルター(1ボイス毎)
- 640のプログラムロケーション(カテゴリー検索機能付き)
- Hydrasynth Keyboardとのボイスオーバーフロウに対応(Hydrasynth Desktop)
- CV/Gateとの相互接続に対応
注目はやはり「ウェーブミューテイター」でしょうか。オシレーターシンクやパルスワイズ・モジュレーション、FM等のクラシックなメソッドに加えて、R社の「Super Saw」的なデチューンサウンドを効率的に創り出す「Wavestack」も搭載。「PW – Squeeze 」「PW – ASM 」等のちょっと変わったパルスワイズ・モジュレーション、そして元音の倍音成分をスウィープさせる「Harmonic Sweep」など、フィルターを使った減算方式シンセシスとは一味違う音作りの可能性を感じます。
あと、個人的に気になったのがモジュラーシンセ並のモジュレーションソースへの拘り。1ボイスあたり、何と5基のLFO、5基のエンベロープ、そして自在にモジュレーションソースとパラメーターとを繋ぐモジュレーション・マトリクス。
特にエンベロープは一般的なADSRではなく「DAHDSR」というのも注目です。トリガーからアタックが始まるまでタイムラグを設けるD(ディレイ)、アタック後のレベルを一定時間維持するH(ホールド)。この2つの要素がエンベロープに加わることで、ノートON後の音色変化の可能性が劇的に高くなります。例えば一定のテンポで繰り返すパターンシーケンスで作りこんでいくと、エフェクトとしてのディレイとは全く異なる複雑なグルーヴ感を生み出すことができるのではないでしょうか。
プリセットのセンスも抜群で、一気にこのシンセサイザーの持つ世界観にグッと惹かれていきますね。
断言します。このシンセの開発者、並のシンセオタクじゃありません。シンセサイズの拘りはもちろん、アーティスト/パフォーマーとしての拘りも高いレベルで纏め上げたシンセサイザーではないでしょうか。
ポリフォニック・アフタータッチ(これもモジュレーションソースに色々できそうですね)対応のキーボードモデル
ベロシティ&アフタータッチでこちらも様々な表現が出来そうな24パッド搭載のデスクトップ/ラックモデル。
こちらはDJ向けの仕様といった雰囲気で、パッドでプレイすることも可能なモデルです。
97年の英国からの返還以降も、東西様々な文化と人材が行き交う都市・香港から生まれたシンセ好きを唸らせる意欲作、ご期待ください!
絶賛ご予約受付中!!!
次回、デモンストレーターによる動画も公開予定、是非ご期待下さい!!