追悼:近藤等則さんとの思い出をふりかえる~2000年代の記事一覧
近藤等則
1948年12月15日 – 2020年10月17日
80年代、IMAバンドでお茶の間にまで進出した「フリー」の人。
最晩年の2018年には、遂に、25年ぶりのIMAバンド、『KONDO IMA21』を始動。続けざまに2019年7月、フジロック・フェスティバルへの出演、そして2019年11月に都内で行ったライブを 翌2020年、アルバム『KONDO IMA21 LIVE / Typhoon 19』としてリリース。
そして、パンデミック。
ライブでの演奏を身上とした近藤さんは、お亡くなりになる2日前まで、(無観客の)ライブを行っており、翌日にも大阪でのライブを控えていました。
人生は即興。
ライブでの“生の”演奏を 人々に、地球に届ける事をこよなく愛した近藤さん。
そして、その半生をかけて取り組んだ、前人未踏の「エレクトリック・トランペット」システム。
そのシステム構築において、イケベ楽器店は、特に2000年代以降、マイク、エフェクター、プリアンプ、更にはトランペット本体に至るまで、何かと接点を頂いて参りました。
2000年代の近藤さん、その足跡の一端ともいえる、2013年から始まる不定期な近藤さんのライブ、機材レポート記事群をまとめてみました。
■近藤等則さん機材ストーリー、MORE!【その1~プリアンプ編】(2013年5月23日)
■近藤等則さん機材ストーリー、MORE!! 【その2~ワウ編】 (2013年05月28日)
■近藤等則さん機材ストーリー、MORE!!! 【その3~エフェクター編】(2013年06月04日)
改めてふり返ると、近藤さんの「前を向き続けた」その行為、言葉は、いまだに躍動感あるエネルギーをもって、新鮮に我々に響きます。
残されたそのサウンドを聴いて頂きつつ、是非、ご一読ください。
R.I.P. Toshinori Kondo 1948.12.15. – 2020.10.17.
(写真:すべて2019年7月23日『KONDO IMA21』ライブにて撮影)