ジャンルの枠を超えるrekordbox・Serato DJ Pro対応4ch DJコントローラー 、Pioneer DJ DDJ-FLX6の魅力をご紹介!【第3回】
ご好評いただいております、Pioneer DJ DDJ-FLX6の魅力をご紹介するこのコラムも第3回目!
今回はDDJ-FLX6とDJアプリSerato DJ Proを組み合わせて使用する際のポイントを紹介いたします!
rekordbox・Serato DJ Pro対応4ch DJコントローラー 、Pioneer DJ DDJ-FLX6は定番DJアプリ、rekordboxのDJ PERFORMANCE機能とSerato DJ Proのいずれにも無料で対応しており、FX Pack、Pitch ‘n Time DJも同梱している数少ないコントローラーとなっています!
この第3回ではMAERGE FXやスクラッチバンク機能を中心に、Serato DJ Pro上での操作方法をご紹介します。
Serato DJ Proユーザーの方は必見の内容となっております!
機能面を紹介したしました、DDJ-FLX6コラム第1回
ハードウェア面でのストロングポイントを紹介した第2回も併せてご覧ください!
DDJ-FLX6のMERGE FX機能は、ノブに連動して、前の曲と次の曲をミックスするために最適な効果を付与することができるエフェクトです。ビルドアップやブレイクダウンを作り出し、異なるBPMやキーを持つまったく違ったジャンルの楽曲を大胆にミックスすることが可能です。
Serato DJ ProでこのMERGE FX機能を使用する際は、DDJ-FLX6本体に同梱されているFX PACKのアクティベートが必須となりますのでご注意ください!
【はじめに】
Serato DJ ProでMAERGE FXを使用する場合、FX Packがアクティベートされていないと、MERGE FX の効果が得られないので、MERGE FX を使う前に、必ずFX Pack をアクティベートしてください。
―FX Pack をアクティベートする方法―
1 本機と PC/Mac を USB ケーブルで接続する
2 Serato DJ Pro を起動する
3 Serato DJ Proのメイン画面の右上にある「マイアカウント」をクリックする
4 serato.com へ登録したアカウント情報でログインする
5 画面上の [Enter Voucher Code] (日本語の場合は「ライセンスコードを入力してくださいと表記されます」)をクリックする
6 付属のバウチャーコードを入力して、[Activate] をクリックする
7 Serato DJ Pro を再起動する
※ソフトウェアのバージョンにより表記や方法が異なる場合がございます。
このSerato FX PACKは本来別売りの追加機能なのですが、DDJ-FLX6にはこの追加ライセンスが無償で附属していますので、アクティベートしない手は有りません!
DDJ-FLX6をお持ちで、もしまだFX PACKをアクティベートしていないという方はぜひお試しください!
Serato FX PACKをアクティベートしたら、早速Serato DJ ProとDDJ-FLX6でMERGE FX機能を試してみましょう!
① [MERGE FX] 選択ボタンを押すたびに MERGE FX の種類が、MERGE FX1、2、3、4
の順番に切替わります。[SHIFT] ボタンを押しながら [MERGE FX] 選択ボタンを押すと、逆方向に切替わります。
➁[MERGE FX] ノブを押すと、MERGE FX がオンなり、現在再生中の楽曲にエフェクトがかかります。(rekodboxを使用している場合は同時にサンプル音 / オシレーター音の再生も開始されます。)
※エフェクトによってはノブを回し始めてからエフェクトがかかり始める場合もあります。
※FX1、FX2 の設定が自動的に変更されます
➂[MERGE FX] ノブを回すと、操作に合わせて、エフェクト音の効果が変化します。
④もう一度 [MERGE FX] ノブを押すと、エフェクト音が変化します。
(rekodboxの場合はこの操作でMAERGE FXがオフになります。)
⑤MERGE FX をオフにする
Serato DJ Proを使用している場合、以下の操作を行うと、MERGE FX はオフになります。
- [PLAY/PAUSE ] ボタンを押す
- HOT CUE モードで、パフォーマンスパッドを押す
- [MERGE FX] 選択ボタンを押す
- CUE 待機中に、[CUE] ボタンを押す
- ジョグにタッチする
※MERGE FX をオフすると、FX1, FX2 の設定が元に戻ります。
Serato DJ ProでもMERGE FXノブを使用することで、単なるエフェクトのオン / オフ以外の操作も容易に行えますのでぜひお試しください!
さて、Serato DJ Proをお使いの方には、スクラッチプレイも頻繁に行うという方が多いのではないでしょうか?
DDJ-FLX6をお使いの場合、Serato DJ ProのSCRATCH BANK機能を使えば、パッドを操作するだけでSeratoでアサインした4つのバンクからスクラッチサンプルを瞬時に呼び出してスクラッチパフォーマンスを行うことができます。
SCRATCH BANK機能を使用すればスクラッチプレイ用のサンプル音をデッキで自由に使用することができ、なおかつ楽曲の
①Serato DJ Pro の画面で、[SCRATCH BANK] パネルを表示する
➁[SHIFT] ボタンを押しながら、[SAMPLER] モードボタン押すと、スクラッチバンクモードに切替わります。rekordbox使用の場合はSAMPLE SCRATCH モードに切替わります。
➂ロードしたいスクラッチバンクの音声が設定されているスロットのパフォーマンスパッドを押すと、スクラッチバンクの音声がデッキにロードされます。
※パフォーマンスパッドの割り当て
④[SHIFT] ボタンを押しながらパフォーマンスパッドを押すと、前回ロードされていたトラックが、再度ロードされます。
Serato DJ Pro を使用している場合、スクラッチバンクのサウンドをすぐに直前まで演奏していた楽曲に戻すこともできますので、特にスクラッチを頻繁に行うDJの方にはおすすめの機能です。操作が本当に簡単で、とっても便利なコントローラーになっています!
さらにDDJ-FLX6には追加機能であるSerato Pitch ‘n Time DJも無償で附属しています!
Serato Pitch ‘n Timeは高品位なピッチ補正プラグインです。アクティベートすることにより、BPMを大幅に変更しても楽曲のキーは音質の劣化が非常に少なくなりますので、まさにDJに必須の追加機能となっています!
このSerato Pitch ‘n Timeのアクティベート方法は下記の通りとなりますのでご参考としてください!
1 DDJ-FLX6と PC/Mac を USB ケーブルで接続する
2 Serato DJ Pro を起動する
3 画面上の [My Serato] をクリックする
4 serato.com へ登録したアカウント情報でログインする
5 画面上の [Enter Voucher Code] をクリックする
6 付属のバウチャーコードを入力して、[Activate] をクリックする
7 画面右上の [SETUP] アイコンをクリックする
8 [Expansion Packs] タブをクリックする
9 [Pitch’n Time DJ] を選択する
10 [Enable Pitch’n Time DJ] チェックボックスにチェックを入れる
11 [SETUP] アイコンをクリックして SETUP 画面を閉じる
12 Serato DJ Pro を再起動する
楽曲のピッチを変化させても音質が保てる事はクラブプレイや配信、DJミックス録音などでも非常に有利に働きますので、ぜひ皆さん活用してください!
いかがだったでしょうか?
実際に触ってみるとエフェクトとスクラッチバンクを使用する際は便利で、DDJ-400などと比較してかなりオリジナリティーあふれるDJプレイが可能な設計のDJコントローラーになっていると感じました。
繰り返しとなりますが、本機はrekordboxとSerato DJ Proのどちらでも対応しており、まだ使用するアプリが決まっていなく色々なアプリで楽しみたい人や、今後アプリを使い分けたプレイをしたい人にもおすすめです!これらの機能に興味を持った方はぜひDDJ-FLX6をお試しください!
次回第4回ではDDJ-FLX6の見た目だけでは意外とわからないおすすめ機能、使いこなすともっとDJが楽しくなる機能を紹介いたします!
お問い合わせ
〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町24-2 第3富士商事ビル 3F
営業時間 11:00~20:00
Tel : 03-3496-6988 / Mail : power_djs@ikebe.co.jp
Twitter : https://twitter.com/ikebe_powerdjs
Instagram : https://www.instagram.com/power_djs/
Facebook : https://www.facebook.com/ikebePowerDJs
※公式SNSへのメッセージ機能によるお問い合わせはお受けできません。