【動画あり】新生「Roland GAIA2」シンセサイザーの学びと創造
前作「GAIA SH-01」が発売されたのが2010年4月の事。
バーチャルアナログ音源を基盤に太い出音と、音作りが基礎から学べる分かり易いインターフェースが特徴で、プレイヤーやクリエイターのみならず、大学等の教材としても用いられる等、「シンセサイザー」の語源であるシンセサイズ(合成する)を体現する楽器として、10年以上の長きに亘り愛される名機となりました。
D-BEAMが懐かしいですね~
そして、初代発売から13年を経て、遂にフルモデルチェンジし「GAIA2」がここに誕生しました。
が、ガイアがかっこ良くなってる!
ポップな見た目の初代からデザインが一新され、現代的で精悍なスタイルに生まれ変わりました。
クリエイティブな環境だけでなく、ステージ映えもしそうなルックスです。
初代「GAIA」から引き継いだ「分かり易く・深い」というコンセプトはそのままに、大きく変わったのがディスプレイの搭載による視認性の大幅な向上。
初代はディスプレイが無く、ボタンを押してライトが光る等の変化で状態を把握する設計となっていました。
その為、意外にもツマミは11個のみで、フェーダー類とスイッチが主な構成となっていたのです。
今回の「GAIA2」はパネル上部にディスプレイが設けられ視認性が向上すると共に、ツマミも46個に増加し、より直感的な音作りが行えるように構成が改められています。
フェーダーも動きが滑らかで、スイッチ類も押し心地が良く、耐久性も高そうな印象を受けますね。
そして一際目立つのがこの「モーショナル・パッド」ですよね。
サラサラとした触り心地のパッドでX軸・Y軸で変化を与えられるお馴染みの仕様に、指の動きを記録できる機能も搭載されています。
鍵盤上部にはステップシーケンサーも設けられ「TB」シリーズのような打ち込みにも対応しています。
さらに、音程だけでなくツマミやフェーダー等の情報の記録にも対応している為、深い使いこなしも出来そうですよね。
そして音源面での目玉はやはり「ウェーブテーブル・オシレーター」の搭載ですね。
モーフィングによる波形の動きとバーチャルアナログの音源を組み合わせて、劇的な変化を演出する事も出来そうです。
本体だけでも十分に魅力的な深い音作りが出来ますが「Roland Cloud」の対応により、歴代の「JUPITER-8」「JUNO-106」などのアナログシンセの名機の音源を再現する他、追加で新しい音を取り込む事も可能になっています。
これにより先々まで常に「新しいシンセ」として頼れる相棒になってくれる事でしょう。
Roland/GAIA2
価格108,000円(税別)
持ち運びに最適な純正キャリングバッグ「CB-B37」も同時発売。
初代のGAIA SH-01の他、JUPITER-Xmにもご使用いただけます。
価格10,000円(税別)
本体だけでなく、キャリングバッグセットもございます。
Roland/GAIA2+CB-B37 キャリングバッグセット
価格118,000円(税別)
生まれ変わったGAIA2はこれからシンセサイザーを学びたい人から、ベテランの方まで幅広く音作りの世界をお楽しみいただける次世代の名機となる事でしょう。
特にハードウェアシンセが初めての方には新鮮な感覚で楽しんでいただける事間違いなしです。
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