Roland「JD-Xi」新バージョン1.50レビュー!!
こんにちは!
鍵盤堂 福田です!
先日更新されました「JD-Xi」のプログラムアップデート「バージョン1.50」の追加内容とレビューをしてまいります!
「JD-Xi」をお持ちの方、ご購入を検討されている方、または「JD-Xi」ってなに?という方にもわかりやすいよう、レビューしたいと思います!
しかも現在期間限定で「オーバーレイシート」プレゼント中!
まずは「JD-Xi」の基本的な仕組み、概要についてみていきましょー。
「JD-Xi」は【アナログ】×【デジタル】をクロスオーバーさせた新世代のシンセサイザーです。
デジタルシンセパートを2つ、アナログシンセパートを1つ、さらにドラムパート1つを兼ね備えております。
グースネックマイク付属でボコーダーとして使用したり、オーディオインタフェースとして使用することもできます。
パターンシーケンサー機能も充実しており、デジタル・アナログ・ドラムをフル活用したプリセットも豊富なので、そこから新たなアイディアを生み出してみても良いと思います。
では、JD-Xiヴァージョン1.50の追加機能を紹介ですっ!
■インタラクティブ・コード
■トランスポーズ
■シャッフル
■サイド・チェイン・コンプレッサー
■スタートアップ・プログラム
以上の5つの機能が加わりました。
主にパターン演奏時に応用的に使える機能が増えてます!
では詳しく見ていきましょう!
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■インタラクティブ・コード
パターン演奏時に鍵盤でコードを入力することで、リアルタイムに音程を変化させることが出来ます。
1.[Menu/Write]ボタンを押します。
2.Cursor[←][→]ボタンで[Chord Edit]を選択し、
[Enter]を押す。
3.Cursor[←][→]ボタンで設定したいパラメータを選択し、
Value[+][-]ボタンで値を変更します。
設定が終わったら[Exit]ボタンを押してトップ画面に戻ります。
パラメータ内容
Chord Edit>>
Switch>>
OFF
ON
コード入力機能のON/OFFの切り替え
Original Key>>
C~B
オリジナルキーの設定
Name>>
C(root)~B 11 13
コードネームの設定
使い方として
1.パターン再生をします。
2.3音以上の音を鍵盤で弾くとパターンが変化します。
この時[Enter]を押しながら鍵盤を弾くと音を鳴らさずにコードパターンを変えることが出来ます。
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■トランスポーズ
JD-Xi全体の音域を半音単位で移動できます。
1.[Shift]ボタンを押しながらOCTAVE[Down][Up]ボタンを押します。
トランスポーズの設定は保存されず、電源を切ると0に戻ります。
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■シャッフル
パターン再生時の発音タイミングをシャッフルさせる機能です。
1.パターン再生をします。
2.[Enter]ボタンを押しながら[Part Select]ボタンでシャッフルを掛けたいパートを選択します。
3・[Enter]ボタンを押しながら[LFO Depth]つまみを回してかかり具合を調節します。
0%~50%~100%までの値で、50%時が通常の等間隔の値になります。
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■サイド・チェイン・コンプレッサー
EDMなどのジャンルでは頻繁に使用されるテクニックで、バスドラムの発音に合わせてベースやシンセの音量を下げるのがオーソドックスな使い方です。
JD-Xiでは選択したドラムパートの発音時にデジタル/アナログパートの音量を下げることが出来ます。
1.[Menu/Write]ボタンを押します。
2.Cursor[←][→]ボタンで[Effects Edit]を選択し[Enter]ボタンを押します。
3.Value[+][-]ボタンで[03:Compressor]を選択します。
4.Cursor[←][→]ボタンで設定したいパラメータを選択し、Value[+][-]ボタンで値を変更します。
設定が終わったら[Exit]ボタンを押してトップ画面に戻ります。
パラメータ内容
03:Compressor>>
Side Switch>>
OFF
ON
サイドチェイン機能のON/OFF切り替え
Side Level>>
0~127
サイドチェインの信号レベルの設定
Side Note>>
C-1~G9
サイドチェインへ送るドラムノートの設定
Side Time>>
60~1000[msec]
下がった音量が元に戻り始める時間の設定
Side Release>>
0~127
下がった音量が元に戻り始めてから圧縮が解除されるまでの時間の設定
Side Sync Sw>>
OFF
ON
サイドチェインをテンポに同期させるかの設定
変更したパラメータはプログラムごとに保存がすることが出来ます。
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■スタートアップ・プログラム
起動時のプログラム番号を設定することが出来ます。
1.[Menu/Write]ボタンを押します。
2.Cursor[←][→]ボタンで[System]を選択し[Enter]ボタンを押します。
3.[Shift]ボタンを押しながらCursor[←][→]ボタンで[GENERAL]を選択します。
4.Cursor[←][→]ボタンで[Start Prog]を選択し、Value[+][-]ボタンで起動時のプログラムを選択します。
設定が終わったら[Exit]ボタンを押してトップ画面に戻ります。
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インタラクティブ・コード機能やシャッフルなど画期的な機能が増えましたね!
これでライブパフォーマンスの幅も広がったのではないでしょうか?
サイドチェインコンプレッサー機能はとても嬉しい機能だと思います!
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