『tracktion WAVEFORM』という選択肢。【動画あり】
録音、MIDIトラック作成を軽快に、シンプルに。
32bit192kHzのレゾリューションをトラック無制限で使用可能。
Mac、Winを選ばないプラットフォーム対応。
そして、お値段、12,800円から!
そんなDAWソフトウェア、それが
『tracktion WAVEFORM』!
その前身。
『Tracktion』ソフトウェア。
一人のエンジニアJulian Storerの手によるまったく新しいDAWソフトウェアが、2003年、大手プロオーディオ機器メーカーの目に留まります。
一画面で全ての作業を完結させる、かつてない設計思想。
ユーザーの創造性を増長させる直感的なGUI。
その“行き過ぎた”独創性は、多くの熱心なコアユーザーを世界中に育てました。
しかしながら、ソフトウェア販売への限界を感じた先のプロオーディオ機器メーカーの中で、次第にTracktionソフトウェアへのプライオリティーは低くなって行きました。
(このいきさつは、日本のブログメディアサイト・ICONでのインタビュー記事に詳しく掲載されています。)
しかし、熱心な有志により、2012年、tracktion社設立。
『Traktion』ソフトウェアの他、ROLI社、KORG社が製品開発に使用している事でも知られている、オーディオ・ソフトウェアの基幹プラットフォーム『JUCE』の生みの親としての顔を持つJulian Storerは、以降、着実なペースで『Traktion』を進化させて来ました。
そして、代を重ねてきたソフトウェアの名称をこれまでの『Tracktion』から『WAVEFORM』へと新生させ、新たなスタートを迎えた2017年。
これまで、日本での普及を果たせていなかった同社が、遂に正式なディストリビューション体制で臨みます!
さて、新発売を迎えた『traktion WAVEFORM』!
その実力は!?
新製品発表会での様子をお伝え致します!
まず、特徴的なそのGUI画面。
トラックに並ぶ、ターゲットとする波形、MIDIのセルを選ぶと・・・
同画面の下部に、この様に、様々な情報が列記されます!
ここから、各編集へのアクションが可能に!
直感的な操作が売りの『WAVEFORM』
プラグイン・エフェクトの接続もご覧の通り!
「プラグインラック」内で、グラフィカルに、直感的に、エフェクトのルーティングをデザインできます!
そして、これまでの『tracktion』ソフトウェアでは、頑なに搭載されてこなかった、『WAVEFORM』より新搭載の「ミキサー」画面。
そのミキサー画面を表示している際も、上部にタイムラインが表示されています!
もちろん、ここから任意のタイムラインへの移動が可能!
これはイイかも!
MIDIの打ち込みも、様々なアプローチが可能!
様々な「作曲支援体制」も!
例えば、「2-5(ツー・ファイブ)」進行的な、数字によるコード進行指示も可能です!
そして、VST、AU対応!
今回、同tracktion社から、VST対応インストも登場!
ひと際目を惹いたのが、コチラのシンセ!
『tracktion BioTek』!
見て下さい、この顔(GUI)!
せっかくなので、DEMOして頂いた様子を音付き動画でどうぞ!
ね!?いいでしょ!?
このVST対応インスト『BioTek』ですが、お値段24,800円!
そして!
この『BioTek』もバンドルされた『WAVEFORM』の豪華版バンドル、
『WAVEFORM ULTIMATE』、お値段なんと24,800円!
・・・・・
一緒やん!!!(笑)
ですので、『BioTek』にピンと来た方、迷う事無く
『WAVEFORM ULTIMATE』
をお求め下さい!!!
あ、『WAVEFORM』のもうひとつのトピックが!
ラズベリーパイ(Raspberry Pi 2 & 3)、対応!
・・・って言われても、ピンと来ない方も多いかも、ですが、tracktion社のプログラミング技術の実力の高さ、そしてソフトウェアとして尋常でない軽快感を示す『WAVEFORM』の実力を十二分に示しているトピックです!
■tracktion WAVEFORM 対応状況 (2017年5月19日時点):
・Mac OS / 10.9 or Later / Intel Core 2 Duo 2GHz / 2GB RAM (4GB Recommended)
・WINDOWS 7,8,10 / Intel Core 2 Duo 2GHz / 2GB RAM (4GB Recommended)
・LINUX / Ubuntu 14.04 / Intel Core 2 Duo 2GHz / 2GB RAM (4GB Recommended)
・Raspberry Pi / 2 & 3 / Ubuntu Mate 16.04
・対応プラグイン / VST,AU,Linux VST
『WAVEFORM』(そして『BioTek』)、要注目ですね!
■Tracktion社製品ページはこちらから!