くるくるっとしたこの物体は!?【KRYNA Helca 1】
全長60cm程度のこの物体。
新手のカールコード?
いえ、「インシュレーター」です!
KRYNA(クライナ)から発売された、ケーブルインシュレーター『Helca 1』(ヘリカ・ワン)!
見るからに・・・謎物体です(笑)
軽量な樹脂のパイプが、カールしている、という造作。
手に持つと・・・軽い!!
ビックリするほど軽い!!
これでホントにインシュレート効果が???と、心配になってしまう程、軽い!
で、この中に「液体」が充填されている、と!
↑↑↑
ココがポイントです!!
商品説明にある、
近畿大学の西村公伸教授の理論を元に、KRYNAと共同開発された
「ちょっとトロトロっとした」液体 = [スティッキー溶液]!
既に、KRYNA製品中のスピーカー等用インシュレーターで活用されている、この
「ちょっとトロトロっとした」液体 = [スティッキー溶液]
を、“ケーブルに活用したい”と、思い続けて5年間。
細いチューブにこの液体を充填して、
そのチューブをクルクルっと巻いて、
完成したのがこの形!
液体の充填に、相当な苦労があったと!
ストーリーがあるのです!
そして、
使い方は、
↓
ケーブルを通すだけ!
↓通すだけ!
恐ろしく簡単です!(笑)
で、音を出してみる。
・・・むむっ!?
なるほど、変わります!
以下、調子に乗って色々試した結果です!
■ギター/ベース w/Helca 1
そばで聴いているよりも、弾くと実感!
“楽に”いい音を出せます!
まるで、初めてコンプを使った時の様な、“こんなに上手く聴こえるツールを 果たしてホントに使ってもいいんだろうか?”という背徳感を感じてしまう程に(笑)
音の変化としては、「ミッド&ローが埋まる感じ」、とでも言いましょうか?
効果アリ、です!
■コンデンサー・マイク w/Helca 1
音場が一気に広がりました!
室内のいろんな音、反響音まで、使用前に比して、明らかに大量の情報が聴こえて来ます!
つまり・・・録音の際、環境への配慮が一段階シビアになります(笑)
もちろん、より広がった、ストレスが一段階減った音場は、歌い手さんにとっては、より歌い易いハズですよ!
■ヘッドホン w/Helca 1
さっきまで聴こえていなかった音が聴こえる!!!
音像が、確実に“太く”なります!
■電話の受話器(笑) w/Helca 1
いや、すぐそこに『Helca 1』とよく似たコードがあったもので(笑)
そして・・・
もちろん効果大!
ノイズは減るわ、発音も明瞭に聴こえるわで、スタッフ間でも一番の盛り上がり(笑)
でもこの価格は、ちょっと経費では難しいかも・・・(笑)
何はおいても、この『Helca 1』、“恐ろしく”簡単な取り付けによる、システムの即効アップグレードはもちろん、“どこにでも持って行ける”その軽快なお手軽感に、これまでに無い高い可能性を感じます!
出先の作業が多い音楽家やエンジニアの皆さんにこそ、注目して頂きたいアイテム、なのです!
何と言っても、その効果!
「弾き易い!」
「歌い易い!」
あとは、このデザインと、見た目以上のこの価格をどう感じるか?!?でしょうか(笑)
と、まとめようと思ったところで・・・
!!!
新たな事実が判明!!!
仕様書を見てみると
「150mmより長いケーブルに使用する場合2本連結して御利用下さい。」
との表記が・・・
いやいや、ギターとかマイクとか、恒常的に3m、超えています(笑)
そして、誠に残念なことに、店頭デモ機、1本しか用意していませんでした!(笑)
→つまり、規定どおり、「2本以上使う」と、それはそれは凄い世界が待っている、と!!!!
“途中に通過”するだけでも相当な効果が認められた上で、まだこの先が!!!
そして・・・
更なる事実が!!
検証時、『Helca 1』の両端、留めていませんでした!
わざわざベルクロ付いているのに、無視してました(笑)スミマセン・・・
ケーブルの長さに併せて、ベルクロで留める、が正解の様です!
※対応ケーブル長:0.75~1.5m
↑
でも、効果ありましたよ!(笑)
上記2点、宿題、ですね(笑)!!!
御利用下さい!